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6.112016
変形性膝関節症

■(加齢に伴う)膝の痛みにお悩みの方へ
年齢とともに、O脚(がに股)X脚(内股)がひどくなったり、それとともに膝や周囲の痛みが出たり…
それらの原因は膝の関節の変形が原因の可能性があります(変形性膝関節症)。
膝の軟骨がすり減り、最終的には関節を作る骨そのものが変形するこの症状は、
変形そのものを回復させることは手術以外ではなかなか困難です。
そのため「変形しているから痛いのは仕方ない」という方もいらっしゃいますが、必ずしもそうではありません。
痛みの症状そのものは変形した膝そのものだけではなく、
筋肉の緊張を含んだ周囲の組織が原因になっている場合も多々あります。
(特に膝の下~内側や、膝の裏が痛い場合は筋肉が原因となっているケースが多いです)
当院では「今ある痛みへの対処」「痛みの再発の予防」「変形の進行の防止」を
軸に変形性膝関節症への治療を行わせていただいています。
膝そのものにに対しては
・痛みの強い箇所に対する電気療法や超音波両方などでの対処
・手技による「かみ合わせ」が悪くなった膝関節の調整
などを行います。
それと同時に、膝の動き・歩き方などを診察し、痛みの原因となっている
筋バランスや姿勢のゆがみがあればそこにアプローチを行っていきます。
また、膝の変形による痛みの改善・進行の予防には太もも周りの筋力トレーニングが必須ですが、
膝が痛い場合、これらの運動が困難な場合もあります。
当院では自宅で無理なくできる運動療法を指導するほか、
EMS(自動的に筋肉をトレーニングする機械)を使ったトレーニングも、
関節に無理な負担をかけずに行えるためお勧めしています。
ご自身、ご家族で膝に悩みを抱えている方、ぜひ一度ご相談ください!
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